ハードオフで見つけたジャンクPCを、メモリ増設とSSD化してWindows10をインストールしてみようと思います。
このボロボロのPCは、果たして再生されるのでしょうか??
買ってきた時の状態が、上の画像です。
PCの天板の上に、無造作にACアダプターが透明テープでくくりつけられています。
いかにもジャンク品という扱いの状態。
ディスプレイ側を開いてみると、キーボードはテカテカしていて、シールの剥がし跡でベトベトした状態。
2007年型のPCの割には、使用感は少ない感じ。
このPCがジャンク扱いだった理由が、画面上部の矢印の指しているように、液晶に一本の線が入っていること。
気になると言えば気になりますが、液晶中心部ではないので、そんなに気になりません。
ハードオフ店内でPCの電源を入れて、簡単な動作チェックをしてみましたが、液晶の線以外は全く問題ない状態でした。
自己責任で再生してみようということで、購入してきました。
触るとベタベタしていて、目立つ傷が多数ある状態の天板。
ThinkPadシリーズ特有の、ベタベタした天板。このベタベタを修理する方法は、
こちらの記事でどうぞ↓
1万800円で購入しました。ジャンク品の割には高いですが、液晶と外見以外は問題ないので、こんなもんでしょうか。
天板に貼ってあったバーコード。このバーコードを調べてみると、中古PCショップのドスパラさんの管理用バーコードのようです。
おそらく、初期のオーナーがIBMに修理を出してリフレッシュした後、ドスパラに売却したと思われます。
2代目オーナーがドスパラにて同機を購入し、その後にハードオフにて売却。
そして、今回ハードオフでジャンク品として購入して、僕が3代目オーナーになったみたいです(笑)
天板だけでなく、パームレストにもシール剥がし跡のベタベタがあります。
IBMのRefreshed PC というステッカーが貼ってあります。メーカーにて一度リフレッシュ再生された履歴があるようです。
型番は、LenovoのR61という2007年モデル。当時の新品価格は16万円程だったようです。
メーカーはLenovoと書いてありますが、これはIBM時代に開発されたモデルのようです。
底面はとてもきれいな状態でした。
Windows vistaのシリアルと、Windows7のシリアルのシールが貼ってあります。
おそらく、IBMでのリフレッシュ時にOSのバージョンアップをされているようです。
Windows7であれば、無償でWindows10にバージョンアップができるはず。早速試してみたいと思います。
☆SSDに換装、メモリ増設、そしてWindows10のインストール!
まず、BIOSを起動してみると、CPUはインテルのCore2Duoで、メモリは2GBが積んであるようです。
当時としては、結構ハイスペックマシンだったのでは。
CPU速度がちょっと気になりますが、これだけのスペックであれば、メモリ4GB化してwin10化は十分可能でありそうです。
裏面のビスを外し、キーボードとパームレストを取り外します。
手前中央がメモリー。その右側に、HDDが入っています。どちらも、取り外しはとても簡単です。
驚いたのが、内部にホコリが全然溜まっていなかったこと。
おそらくハードオフのスタッフが、分解してエアーでホコリを吹いていたのかも。
左が120GBのサンディスク製のSSD。パソコン工房さんで4000円くらいで入手しました。
右が最初から入っていたHDD。重さを比較すると、SSDの軽さは際立っています。
MicrosoftのHPにて、Windows10のOSデータをDVDに書き込み、本機にインストールします。
何度か失敗しながら、試行錯誤の末、Windows10にバージョンアップすることができました。
やり方は、詳しい方のHPを参照ください。
ついに、Windows10にバージョンアップ完了。
なんと、12年前のPCでWindows10が動いています。
SSD化した上にメモリ4GBに増設したので、起動からネット接続、ブラウジングまで最短30~40秒の爆速PCの誕生です。
このPCにかかった費用は、
本体代 約1万円、
SSD代(新品) 約4000円
メモリ4GB代(ジャンク品) 約1200円
合計、1万5千円で現行のPCとほぼ同等の性能を持ったPCに再生することができました。
ただし、バッテリーは完全に終わっているようで、100%満充電から5分と持たずにシャットダウンしてしまうので、常時コンセント接続必須です。
ちなみにこの記事は、今回再生したジャンクPCより投稿しています。
自分で手を加えて作り上げたので、非常に愛着がわきました(笑)。
次回は、ボロボロの外観のリフレッシュ方法について記事をUPしたいと思います。